Windows8をクリーンインストールできない時に確認するべき事
パソコン転売の仕入れをする際に、
私は「ハードディスク」が抜いてあるノートパソコンを仕入れることがよくあります。
ですので、必然的にWindows10をクリーンインストールする機会が多くなります。
元々がWindows7のパソコンであれば、
本体の裏面に「プロダクトキー」が記載されているシールが貼ってあるので、
特に大きなトラブルもなくクリーンインストールできます。
Windows8のパソコンは、マザーボードにプロダクトキーが電子的に組み込まれているので、自動的に認識してくれます。
ですが、先日「Windows8」がインストールされていたパソコンを落札し、
Windows10をクリーンインストールをしてみたところ、うまくいかなかった…。
今回はそれを解決できたお話です。
加齢臭がするお年頃なのです
本業を終え、部屋の隅っこで黙々とクリーンインストール作業を行っていると、
嫁が一言、
「その部屋着、洗った?めっちゃ臭いんだけど?」
いやいや、今日洗濯されて、タンスに閉まってあったの着たのですけど?
あなたが、たたんで直してくれたんですよね?
とか、内心思いつつ、
「そう?じゃ、着替えた方がよい?」
と、立ち上がった瞬間、プシュッという音と共に…
顔面にファブリーズ!
「え?なにすんの?めっちゃ目が痛い。」
という私の言葉に対し、
嫁の放った一言は、
「急に立ち上がるから顔にかかったじゃん!うけるw」
嫁のファブリーズ顔面噴射にも耐え
仕入れるパソコンはWindows7の物が圧倒的に多いのですが、
嫁のつらい仕打ちに耐えてるご褒美なのか、
仕入れを頑張っているのを神様が見てくれているのか、
たまに何かの拍子でWindows8のパソコンを安く仕入れることがあります。
Windows8のパソコンなので、スペックもそこそこ良いものが多く、
「こりゃぁまた稼げちゃうなー、ぐへへ。」
なんて、下心丸出しで、Windows10のインストールを終え、設定を開始していると、
「おっさん、プロダクトキーいれてくれへんと、正規のWindowsとしてみとめんで。」
的な、メッセージが表示されていることに気づきます。
おかしいな、いつもならWi-Fi接続すると、自動的に認証されるのだけどなぁ。
なんて、格闘すること一週間。
やっと、理由がわかりました。
Googleさんもなかなか教えてくれなかった
Google検索する事、数日間。
なるほど、ファブリーズが目に入ったら、流水でよく洗い…
ではなく、
シリアルキーを表示させるフリーソフトがあるのか。
⇒ シリアルキーがわかったものの、「おっさん、そのキーはもう使用されてるで。」
うーん、完璧に行き詰った。
そこで、視点を変えて、Windows8について調べてみると…。
なるほど、Windows8には、普通版と、プロ版があるのね。
Windows7からWindows10にバージョンアップをすると、自動的にプロになるのか。
ん?まてよ?…。
それだ!
結論をいうと、
今回仕入れたパソコンは、Windows8の普通バージョンの物で、
(左の画像のシールが貼ってあった)
それに、Windows10 pro版をインストールしてしまっていたのです。
〇 Windows8 pro ⇒ Windows10 pro
× Windows8 ⇒ Windows10 pro
Windows10 home 版をインストールしたら、
無事認識されてました!
ちなみ、無印が一般ユーザー向けで、
pro版はビジネスユーザー向けだそうですよ。